2020.09.30
今回は17歳男の子のトイプードルでした。
長寿のわんちゃんが続きますね。
人間だと80歳になりますねと奥様が話してくださいました。
いつもの様に花送りを始めると旦那様が
「すいません、もう一度抱っこしていいですか?」と。
花送りの手を止めて、一旦旦那様と場所を交代すると
わんちゃんを抱きかかえ奥様が撮影されてました。
旦那様が少し涙ぐんでいたように見えます。
きっと抱っこする感覚をもう一度噛み締めたかったのですね。
花送りを再開し、どんな子でしたか?と質問すると
少し微笑みながら「ずるい子でした」と。
頭の良い子だったんだなと思いながらお花で包んで行きます。
そして花送りが終わり翌日の火葬のことなど話していると
旦那様が「このカゴのまま火葬されるんですか?」と一言。
ミルルではカゴにご遺体を入れてその周りを花で包みますが
カゴは後日回収させていただくので
ご遺体と花をカゴから出してからの火葬となります。
その旨ご説明させていただくと
「では明日の火葬の際にも抱っこできますね」と旦那様。
その愛情の深さにまた胸が熱くなりました。
人もそうですが、いつまでも触れたり抱きしめたりできるものではないんですね。
命には限りがあります。
今回もまた命の尊さにふれました。
ペット花の葬儀ミルルは
素敵なお花いっぱいで
皆様の愛するペットをお見送りしたいと思っております。
いつでもご相談ください。