2020.12.13
今回は15歳キャバリアの男の子でした。
到着するとオートロックのマンションだったので
エントランスのインターホンを鳴らすと
優しそうな声の奥様が応答してくれました。
お客様専用駐車場に停めるには駐車証が必要とのことで
わざわざ1階のエントランスまで来てくれました。
お宅にお邪魔すると奥様のお母様とご兄弟の方がいらして
悲しみの中ですが見届けてくださいました。
特にお母様が憔悴していて
話を聞くと、この子はいつも
お母様にくっついていたとのことでした。
おばあちゃん子だったんですね。
2日前にお誕生日だったらしく
真新しい洋服がそばに置いてありましたので
ご遺体の上に掛けてあげて
一緒に花送りさせていただきました。
好きだった洋服やおもちゃなど一緒に火葬できます。
お誕生日は元気だったようなので
お母様のお気持ちを思えば居たたまれなくなりますね。
色々お話いただいた中花送りが終わり
最後に「よかったね〜」とこの子の頭を撫でながら
花送りを気に入っていただけた様子でした。
いつも悲しい現場ですが、私たちはその子をお花いっぱいで見送ってあげたい!
そんな想いでミルルをさせていただいております。
沢山の命にミルルが届きますように。。。
この子を失っても生きる糧は失って欲しく無いと
お母様を想いマンションを後にしました。
きっとこの子はきっと喜んでくれているはずです。
ご家族に感謝しているはずです。
ミルルは少しでもその想いに寄り添っていきたいと思います。